2021年7月1日 新プロジェクト「ひびきあうハート~マスキングテープに乗せる想い~」が始まります。
本プロジェクトは、大学-アーティスト-病院-企業が連携するまったく新しいホスピタルアート導入のモデルです。
わたしたちはマスキングテープを使ったアート制作を続けてきましたが、実技の専門家が関わっていないため、より洗練された作品を制作するための技術をどのように獲得していったらよいかが課題でした。プロのアーティストに関わってもらい、指導を受けることが理想でしたが、資金面での壁がありました。
今回、東京のアプリュスセー合同会社代表の入澤日彩子氏のご尽力で、フランス系銀行グループ「BNP Parisbas Japan」のCSR活動の一環としてご支援いただけることになり、数少ないプロのマスキングテープアーティストの西村公一氏とのコラボレーションが実現できることになりました。
日本のホスピタルアートは、導入先の病院と制作者(アーティスト、ボランティア等)の二者の関係で進められることがほとんどでした。クラウドファウンディング等で資金を集める例もありましたが、医療やアートとは無関係の企業がCSR活動という形で関わるのは画期的です。
今後、BNP Parisbas Japan の社員さんや本学の学生も制作に関わりながら、西村さんと一緒にマスキングテープを使ったハート作品を徳島の病院に制作していきます。